親子で身体を動かそう開催報告2019.10.6

令和元年10月6日(日)幸ケ谷小学校にて、アスリートや著名人のコーチパーソナルトレーナーとしてご活躍されている大西孝昌コーチをお迎えして身体を動かそうイベントを開催しました。

まずはビデオで学習


大西コーチが教えている保育園のビデオを見せてもらいました。
なんと!運動会前の3か月間で全員が、逆上がりが出来るようになってしまいました。
やりたい!気持ちがまず大切とのお話。

距離感を学ぶ


距離をつかむトレーニング
目をつむり自分がイメージした距離まで歩きます。
さて、Hさんは上手くペットボトルに届いたかな・・・
大人から「ゴルフのパット練習になる」とコメント。

体幹を鍛える


親子の絆(デモンストレーション編)
おんぶした子供を落とさずに回転。
大人も子供も体幹を鍛えます。


4枚目のトレーニングの種明かし
しっかりした姿勢で構えると、Hさんに大西コーチが乗っても大丈夫。
大人であれば100Kgくらい耐えられると。
これが身につくと、サッカーやバスケで相手に当たり負けしないのです。

楽しくゲーム



周りを良く見て、素早く動こう!マーカーをひっくり返せ。
状況判断・素早く動くトレーニング
大人VS子供(高学年)
盛り上がりました♪

足が速くなる方法大公開

今回はアンケートのお願いをいたしました。
ご協力をいただいた皆様、ありがとうござました。

質問が多かった「足が速くなりたい」に大西コーチからアドバイスをもらいましたのでこちらでご案内いたします。

足を速くするためのポイントを以下にまとめておきます。

1,足首の柔軟性(1〜2度くらいで良いので足首の可動域を広げる)が大事です。
そして、足裏で地面を強くプッシュしないこと。
速く走ろうとして地面を母指球で強くプッシュすると、大腿四頭筋(太ももの筋肉でブレーキをかけるときに使う筋肉)が働くので遅くなってしまいます。

ですから、足首の柔軟性を高めた上で地面を強くプッシュしないという走り方が大事になります。

ソフトに地面に着地して、ソフトに体重移動し、柔らかくなった足首でふにゃっと足を後ろに流せる様になるのが理想です。

世界のトップ選手の走りをYouTubeなどてスローで見ると足首はふにゃふにゃて力んでいません。

2,坂道ダッシュを30〜40mを毎日4〜5本して下さい。
ここで大事なのは、腰椎(背骨の腰の部分)から、大腿骨の付け根(太ももの骨)についている「大腰筋」を鍛えることです。

大腰筋は、骨盤の中を通っているので直に触ることの出来ない筋肉なんですが、この筋肉が収縮することにより膝が上がり、伸びることによって膝が下がる様に出来ています。

つまり、この大腰筋が弱いと足を高く上げられないということです。

ですから、坂道ダッシュをする時は、ダラダラ走るのではなく、なるべく膝を上げて大腰筋を意識してダッシュしてほしいです。

大学生やプロは1日に20〜走りますから余裕があれば増やして下さい。

3,肩甲骨から腕を振る
ほとんどの子は走るときに肩から先を振ろうとします。
しかし、そうではなく肩甲骨から腕を振る様に意識して下さい。
肩甲骨が動くということは広背筋、大臀筋と連動して下半身にパワーを伝えることになります。
ですから「肩甲骨からが腕」という意識を持って下さい。
肩甲骨が硬い子はウォームアップで行なった身体を捻るの(肩甲骨はがし)をやってみて下さい。もしくはYouTubeで「立甲」と入れると肩甲骨の緩め方がわかります。

4,一流アスリートの走っている映像を見る
サニブラウン選手でも良いですし、桐生選手でも良いですし、日本や世界のトップスプリンターの走る映像を見る様にして下さい。

本物の走りを見て脳でそのフォームを捉えることが何よりも勉強になります。

とかく子供のうちはミラーニューロンという見るだけで反応する神経系が盛んに働くので一流の走りを見て脳に刷り込んであげると良いです。

来年のスポフェスで一等賞を目指して頑張ってください♪